2011/05/22 09:20-12:26
コース:
1日目:JR比良~桜のコバ〜ノタノホリ~堂満岳~金糞峠下(泊)
2日目:金糞峠下~青ガレ〜イン谷口〜JR比良
メン バー:
私、上の娘(8歳)
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テントが新しくなったので早速使ってみたいと比良山系でテント泊してきました。泊まる場所は前回と同じ金糞峠の裏にして、今回は気になっていたノタノホリと、堂満岳のシャクナゲの花を見ようかなというルートにしました。しかし、これは標高差1000Mというきついルートでした(汗
JR比良からタクシーで登山口まで行こうと思いましたが近江タクシーは予約でいっぱい、MKタクシーも1時間は迎えにかかるということで、歩く事にしました。
かすんでいる |
緑のトンネル |
09:46 桜のコバ到着。ノタノホリ、堂満岳方面へ進む。一瞬、正面谷、青ガレコースにするかと迷った。後になって青ガレにすべきだったと後悔する。
ノタノホリ |
モスキートヘッドネット |
イワカガミ |
狭い |
気持ちのよい沢道 |
上を見ると奇麗な緑。でも暑いんだ |
懸命に登る |
南壁 |
シャクナゲだ |
シャクナゲ。 |
13:29 いよいよ、急な斜面。いや、ホント急ですわ。四肢を駆使して登っていきます。ここで娘が先に進み始める。こういう難易度が高い方が俄然やる気が出るらしい。
13:48 堂満岳到着〜〜〜!しかし、暑い。展望も無い、シャクナゲ〜?奇麗だけどハエが多いので嫌(笑 という事で早々に立ち去る事に決定。金糞峠に向かい下ります。しかしこの下る道の狭い事(笑 狭い、暑い、虫がうざいと少々うんざりしながら下っていきます。ザックが大きいのでなおさらです。身軽な格好ならまだましだろうなぁ。でも、堂満岳登ってみたかったのでこれで満足。
頂上も、ハエが多かった |
一応記念撮影 |
きれいなんだけどね |
14:33 金糞峠到着。やれやれおつかれさん。テントを張り、恒例のビールとゼリーを冷やす。
夜ご飯に向けて散らかす |
山でも勉強(笑 |
川の水はまだまだ冷たい。 |
巧くできた様子。
そして焼き肉。焼き肉は簡単でおいしくて良いんだけども、油が散るのが問題ですな。実はケチって冷凍の形成肉を持ってきたら、解凍後はただのミンチになってしまった。半分ハンバーグのようなものができあがった(笑
ハンバーグのようなもの |
ゼリー |
今日はどうも貸し切り状態なので、焚き火台を出して焚き火を囲みます。昼いい天気だったので乾いた木はたくさん転がっている。砂地の場所を選びます。消火用の水もしっかり用意。
娘といろいろお話をします。学校の事など。
BPウッドストーブ |
別に人の話はあんまり聞いちゃい無いけど(笑 |
20:30 風が出てきたし良い時間なので 歯磨きをしておやすみなさい。少し風が強くなってきました。明日は5時に起きて八雲ヶ原を回ってダケ道で降りてみようかな。
・・・
翌朝、7:30起床。バッチリ寝坊です。昨晩は風が強くて風邪の音で何度か起こされてしまいました。娘は一回もおきなったけど。もう遅く小雨がちらっと降って止んだので、大急ぎで朝ご飯。つぶれたパンと、お餅を焼いてみました。今回食べ物を持ってきすぎてます。
もう寝坊したし、雨も降るというのでのんびり撤収していたらもう9時。さていよいよテントを収納してパッキングしたら完了というところで、急にあたりが暗くなったかと思うと、ザッと雨が。大慌てでザックに詰め込んでザックカバーを装着。でも、だいぶぬれてしまった。。。。
娘のザックには秘密兵器ランドセルカバーを。。。って小さいし(笑
自分用の25L用のザックカバー持ってたのを忘れていました。持ってくれば良かった。
帰り道はもう、青ガレ正面谷ルートで降ります。この道を下るのは2回目なので雨でも不安無く降ります。滑りやすいので注意しつつ。
レンズが濡れて・・・ |
11:30イン谷口到着。桜のコバから昨日通った道を逆に進み、JR比良駅へ。すっかり雨は止んでしまった。しかも午後は雨降らなかったし!!まぁ、比良山は雨だったかもしれない。
打見山かな |
しかし堂満岳はきつかったなぁ。夏に白山(別当出合〜南竜)をと思っているのだけど堂満岳でキツイと言っているようでは駄目なのかな!? 距離的にも標高差も別当出合から南竜の方が少なそうだけど。。。
■今回歩いたルート
より大きな地図で 20110521-22 堂満岳 を表示
■ゼリエース
突然すいません、比良山で微力ながらボランティアとしてほぼ毎週活動している者です。もちろん、その日も山中でお泊まりしていまして、そのテン場もお昼ちょっと前に通りました。
返信削除たき火台使ってくださったんですね、ありがとうございました。実は、その場所は直火でたき火をする方が散見され問題となっており、地元のボランティアの方々や多くのふるくからの常連さん方が嘆いていらっしゃいます。中には、そこがたき火(直火)OKの指定場所ととんでもない勘違いをなさっている方もいらっしゃる様で、ボランティアの方々が都度声をかけたりなさっていますが、「われ知らず」と大きな直火をおこすだけでなく、片づけも十分にせずそのまま立ち去る登山者も少なくなく、その都度、ボランティアの方々がせっせと整備なさっており、私も何度か整備しました。情けないことです。
おわかりだと思いますが、あの場所で直火をおこすことは山火事の危険性のみならず、環境に与える負荷は非常に大きく、「しょせん、たまに来る一見さん、観光客意識なのか」と、良識のある愛好家の方々は本当に胸を痛められています。あまりのひどさに消防も新たに要警戒地として先日掲示物を出したとのことでした。
確かにあの場所は非常に情緒があり、テント脇でちょっと火をおこしてそれを見つめながらのひと時は最高というのはわかるのですが、その見返りに環境を犠牲にすることはあってはならないことですよね。
たき火台を使えば、土壌・植生等環境への悪影響は事実上防げ、あとは火の用心と灰や未使用の薪を森にかえす等を完璧にやればたき火の痕跡も残らず、いいですよね。
私も、どうしても山中で火をおこすなら、最低限たき火台を使うように、折にふれ、お伝えしています(もちろん、八雲ヶ原高層湿原の様な特別保護地域ではそれでもダメですが)。
どうか、これからもたき火台をご活用いただき、素敵なお山ライフをお楽しみくださいませ。
匿名さんこんばんは。コメントありがとうございます。私は山については全くの初心者に近いですが比良山における焚き火問題(比良にかぎらずなのでしょうが)についてはいくつか話題になっていますね。匿名さんも毎週ご活躍されているとかで頭が下がるばかりです。
返信削除この場所の直火での焚き火跡は通るたびに新しいのがあるように思います。焚き火台を普及させれば良いのでしょうか。焚き火をしないのが一番なのでしょうか。わかりませんが、奇麗な山であってほしいと思います。
何かあればまたコメントをいただければと思います。